CCNA ネットワークとは何か

ITベンダー資格『CCNA』の学習について書いていく。

そもそもネットワークとは何か。
ネットワークの定義は以下の通り。

「パソコンやネットワーク機器が繋がり、相互に通信できるようになっているもののこと」

ネットワーク(network)という英単語を分解すると、網(net)と働き(work)となる。網目状に繋がり、何らかの働きをするもののことという意味だ。ネットワークという表現自体は、ITに限らず、色々な場所で使われている。しかし、この場ではITにおけるネットワークを扱う。

先の通り、ネットワークとは、「パソコンやネットワーク機器が繋がり、相互に通信できるようになっているもののこと」である。ここで出てくるネットワーク機器とは何ぞやということは一旦置いて、シンプルにパソコンとパソコンが繋がっている状態を考える。

この時、二台のパソコンはネットワークを形成していると言える。網目状どころか線状だが、それでもネットワークには変わりない。先のネットワークの定義「パソコンが繋がり、相互に通信できるようになっている」ことは確かだからだ。この線がいくつも繋がっていくことで、線は網目状となっていき、ネットワークが形成されていくことになる。線の繋がりの集合体がネットワークなのだ。

加えて、この状態をネットワークと呼ぶように、パソコンにも名前がある。ネットワークを構成するものは「ノード」と呼ばれる。ノード(node)は結び目や集合点といった意味を持つ。ネットワーク上の点という訳だ。

ネットワーク上の点がノードという名前を持つなら、ネットワーク上の線にも名前がある。パソコンとパソコンを繋ぐケーブルは「リンク」と呼ばれる。リンク(link)の通り、二つの物を仲介しリンクさせる役割を持つ。

もう一つ、ネットワーク上で名前を持つものがある。点を点を繋いでも、その間を移動するものがなければ意味がない。ITのネットワークで点と点の間を移動するものは、もちろん情報、データだ。リンクを通って、ノードとノードを行き来し、ネットワーク上を流れる情報を「トラフィック」と呼ぶ。トラフィック(traffic)とは交通を意味する。リンクが道路であるなら、それを移動する車を指しているのだ。なお、トラフィックという言葉は、流れるデータの量のことも指す。先の道路の例でいうと、交通量と表現できる。情報そのもの、情報の量、共にトラフィックだ。

また、リンク上のデータの流れをフローという。フロー(flow)とは流れという意味だ。そのまんまである。

まとめ
ネットワーク:パソコンがやネットワーク機器が繋がり、相互に通信できるようになっているもの
ノード:ネットワークを構成するもの(node=結び目、集合点)
リンク:ノードを繋ぐケーブル等の線(link=繋がり)
トラフィック:ノードとノードを行き来し、ネットワーク上を流れる情報、またはその情報量(traffic=交通、交通量)
フロー:リンク上のデータの流れ(flow=流れ)

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